フルシチョフ書記長と肉屋の前の行列
民族ジョーク
ソビエトの書記長フルシチョフがリムジンでアレクセイ通りを通りがかると
肉屋の前に100人くらいの行列ができていた。
フルシチョフは秘書に「あの行列はなんなのだ?」と尋ねると
「肉の配給の為に1日中ああして棒立ちで並んでるんです。」
というではないか。
「なんという事だ!!」
フルシチョフは激怒し、自動車電話の受話器を取り上げると
当局にまくし立てた。
「貴様達は何を考えているのだ!
人民が腹を空かせて寒い中1日中並んでいるのだぞ。
貴様達が今、暖房の効いた部屋でのんびりと仕事が
できるのは誰のおかげだと思っている?
至急対策を打たないと貴様達はシベリア送りだ!」
書記長同志のあまりの迫力に当局は慌てふためいて
「大至急なんとか致します。」というほかなかった。
1時間後、「当局」の対策が異例の早さで実行された。
例の肉屋の前に大量のいすと懐炉が届けられたのである。
ニキータ・フルシチョフ前ソビエト連邦共産党書記長
ニキータ・セルゲーエヴィチ・フルシチョフはソビエト連邦の政治家で
同国の第4代最高指導者。
ソビエト連邦共産党中央委員会第一書記と閣僚会議議長を兼務した。
Wikipedia
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